自分のペニスの形状が、ほかの人たちと違うということに気づいたのは、高校生の1~2年生の頃だったでしょうか。性的に多感な頃ですので、友達から成人向けの雑誌やビデオを借りて見ることもありました。すぐに私はある事実に気づきます。出ている男優たちのペニスはほとんどは、まっすぐか、上向きに反っているのです。下向きに曲がっているいかにも力感のない自分のペニス(しかも包茎)について、劣等感を抱くまで時間はかかりませんでした。
しかし、社会人になり、仕事が忙しくなると、それどころではなく、ペニスに対する劣等感を、心の隅に追いやらざるをえませんでした。実際の性交や手淫で、特に問題になることもなかったせいもあるでしょう。
そして四十台も後半に。せめて包茎だけは直しておきたいとおもうようになり、インターネットで形成外科のHPを探すうち、屈曲ペニスの修正を扱っている形成外科の医院があることに気づきました。
それが、このたびお世話になりました銀座みゆき通り美容外科でした。銀座みゆき通り美容外科のHPには、詳しい手術方法と、実際の術前と術後の数多くの症例の写真が掲載されています。私のペニスよりももっと下向きに曲がりがきついペニスが、術後、まっすぐか上反りになり悠々と屹立しています。正直、こんなことが可能なのかと驚きました。
現在49になる私は、性生活も、あとせいぜい10年か15年ぐらいでしょう。残り少ない時間を、劣等感を抱きながら送るのは、つまらないのではないか。私は、銀座みゆき通り美容外科で屈曲ペニス修正手術を受けることを決意しました
仮性包茎の状態で、平常時には何ら変形はありませんでした。
ご本人にお伺いしたところペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
平常時の状態(正面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。
平常時の状態(裏面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。
ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、下方向に明らかな屈曲変形を認めました。
生まれつきの症状であることから、屈曲ペニスの原因は先天性の陰茎湾曲症であると診断しました。
勃起時の状態(側面)
下方向への屈曲変形がある。
勃起時の状態(上面)
屈曲変形はない。
ペニスは曲がっているというよりも、緩やかに下方向にうなだれるように湾曲しています。
患者様のご希望により、ペニスを上反りに修正するため、根元を含む4か所で上向きに修正する方針としました。
包茎手術と屈曲修正・上反り形成を終え、包皮の縫合も終了した手術直後の状態です。
2ヶ月後の状態です。
3ヶ月後の状態です。自然な仕上がりです。傷跡も目立たなくなりました。
新しい形に生まれ変わるであろうペニスに対する期待と、手術に臨む不安で、揺れ動いていました。
手術前にコーヒーを飲んだせいで、手術時間の最後の30分程は、尿意との戦いでした。手術が終わり、トイレにかけ込み、ペニスと対面します。包帯が巻かれ、赤黒く充血した痛々しいペニスを見て、果たして大丈夫なのか不安に思いました。
予約しておいた最寄りのホテルで、食事に外出する以外は、安静にしていました。痛むかなと思っていましたが、まったく痛みは感じません。念の為、痛み止めの薬は飲みました。そのせいか、朝まで熟睡。出血もなし。
この日、帰宅しました。痛みはでませんでしたが、ペニスのむくみのせいで、勃起していないのに、しているように感じる違和感があります。排尿時、尿が飛び散るので注意。
ペニスのむくみはだいぶ、引いてきました。相変わらず、痛みはありません。夜中に強い勃起が何度かありました。起き出して下着を下げると、かなり上向きになったペニスがそそり立っています。自分のペニスではないような感じ。
何日も射精をしていないので、頻繁に勃起して困ります。仕事中にも。亀頭部分よりもシャフトの方が、むくんでいる感じ。
初めて包帯を外しました。ペニスのシャフト部分の変色が心配でしたが、杞憂でした。シャワーのあと、自分で新しい包帯を巻き直します。少しテンションをかけて巻くということでしたが、自分でやってみると案外難しかったです。
この日で、3種類の薬を、すべて飲み終えました。特に変わりはありません。
包帯を巻く時、シャフト部分に触ってみました。海綿体を包んでいる白膜をぬい縮めるときに、重ねぬいをするので、段差ができると聞いていましたが、少なくとも勃起している時には、ほとんど段差は分かりませんでした。
前日よりも、シャフトの部分のむくみが強い感じがします。痛みはありませんが、何となく違和感があります。亀頭の手術右側に、少し固い感じのむくみ(しこり)があることに気づきました。勃起時にはこの部分の固さは感じません。
2~3週間目あたりに気になっていたヒリヒリ感がうすらいできました。ただ硬縮(しこり)が気になります。また、1ヵ月後からマスターベーションが可能ということで、早速試してみましたが、亀頭部もシャフト部も、かなり感度が落ちていることに気づきました。射精できませんでした。
少しずつ感度が戻ってきているようで、どうにか射精できるようになりました。硬縮箇所は少し面積も厚みも小さくなってきています。しかし、ペニスが柔かくなっているときには、触ればはっきり分かります。先生から訊かれたつっぱり感は、あまり感じなくなりました。。
相変わらず射精に時間がかかります。ひと月前より、感度も硬縮も改善されてはいますが、まだ時間がかかりそうです。ペニスの形状については、希望通りの仕上がりで、縫合箇所も目立たず満足しています。
ペニスという大事な部分ゆえ、手術するかどうかを決めるのは勇気が要ると思います。しかし、残りのセックスライフをコンプレックスを抱えたまま続けるのは、やはり不本意だと思います。ここは一歩前進してみませんか。案ずるより生むが易しのことわざもあります。銀座みゆき通り美容外科にお任せしてみてはどうでしょうか。信頼を裏切ることはないと思います。