思春期の頃から勃起時にペニス曲がるため悩んでいました。
半年前に某大学病院で手術を受け、ある程度改善したのですが、勃起した時にブチッと切れた感触があり、 元に戻ってしまいました。包茎も治してもらったのですが、傷痕が目立ち仕上がりに不満がありました。
某大学病院に相談しましたが納得のいく説明もなく、途方に暮れていたところ銀座みゆき通り美容外科さんのHPを見つけ、 藁にすがるような思いで来院しました。
ペニスに外傷を負った経験もなく、診察上ペニスにしこりを触れることもありませんでした。
前回の手術で包茎も治してもらったということでしたが、傷痕が目立ち、ご本人も上がりに不満を感じていました。
平常時の状態(正面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。
平常時の状態(斜面)
包茎手術の傷跡が目立つ。しこりや変形はない。
ご来院前に、ご自宅で勃起時の状態を撮影していただいたところ、下方向に明らかな屈曲変形を認めました。
生まれつきの症状であることから、屈曲ペニスの原因は先天性の陰茎湾曲症であると診断しました。
勃起時の状態(側面)
下方向への屈曲変形がある。
勃起時の状態(上面)
下方向への屈曲変形がある。
ペニスは1ヶ所で鋭角に曲がっているというよりも、緩やかに下方向に湾曲しています。
このためペニスを真っ直ぐに治すために、2ヶ所(赤矢印)で少しづつ上向きに修正する方針としました。
さらに、勃起角度を上げるために、ペニス根元での上反り修正(緑矢印)も効果的と判断しました。
下方向への屈曲を上方向に3ヶ所で修正する場合、さらに上反りの目的で根元で上方向に1ヶ所で修正する場合の、 2パターンを画像でシミュレーションしました。
上方向に2ヶ所修正する場合のシミュレーション
上方向に2ヶ所修正し、さらに根元で上反り修正する場合のシミュレーション
シミュレーションを元にご本人と話し合いをした結果、上反り形成も含めた修正を行う方針となりました。
また仮性包茎も同時に治すことになりました。
修正箇所が多いことから、局所麻酔注射もペニス全体に行う必要があり、手術時間は1.5時間程度と予想されました。
局所麻酔でも手術は可能でしたが、麻酔注射の痛みを感じにくくするために、 笑気ガスを吸入するマスク麻酔を選択することになりました。
屈曲修正手術の最中に、先に某大学病院で行われた手術で屈曲を修正するために 使用したと思われる縫合糸が見つかったので取り除きました。
糸の状態から、先の手術は白膜に糸を通し寄せて結ぶだけの簡単な方法で行われ、 その部分が切れたために元に戻ってしまったと思われます。
当院の手術法は糸で結ぶだけの方法とは違い、白膜を切開して縫合する手術法ですので、屈曲修正の効果は永続的です。
仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(正面)
仮性包茎の傷痕切除のデザインです。(裏面)
屈曲修正を終え、包皮の縫合も終了した手術直後の状態です。
手術翌日の状態です。腫れも軽度です。
2週間後、抜糸の直後です。(表面)
自然な仕上がりです。
2週間後、抜糸の直後です。(裏面)
自然な仕上がりです。
3ヶ月後の状態です。(正面)
傷痕も目立たなくなりました。
3ヶ月後の状態です。(裏面)
傷痕も目立たなくなりました。
特に目立った問題はなし
麻酔が切れ強い痛みを覚えたので鎮痛剤を飲み眠る
37℃の微熱、痛みは弱まった。朝食を取り外出8:30。19:00包帯の取りかえ。鎮痛剤朝のみ。
自宅にて終日安静、熱治まり問題なし。
自宅にて終日安静、包帯を外した際、微量の出血。問題なし
出社。座る際、時々痛むものの、特に支障なし
同上
自宅にて安静、抗生物質の摂取をやめる。
出社、目立つ痛みもなく問題なし。
最初の2週間は腫れが続いていたので包帯を軽く巻きつけ特に注意していました。
初めの1ヶ月は痛みも続くので座る時、寝る時など、位置には細心の注意をしていました。
日常生活ではほとんど気にならなくなってくる段階でした。ランニングやフットサル等のスポーツもできるようになります。ただ、ふっと何かのはずみでぶつかってしまうとかなり痛いです。
生活で不便を感じるようなことはほとんどなくなります。性行為もムチャをしなければ特に問題はありませんが、まだ痛むこともありました。
オペのことが随分前のことのように感じる日もあるくらい回復しているんだと思います。
もし同じ悩みをかかえているのでしたら、早めに相談にこられることをお勧めします。
スタッフの皆様とても丁寧でどんな事でも答えて頂けます。
生まれ変わった気がします。