屈曲ペニス・湾曲ペニスとは、勃起したペニス(陰茎)が根元から、あるいは途中から折れ曲がったり湾曲したりする症状のことです。
上下に曲がる場合、左右に曲がる場合、両方が混在した場合があります。
平常時は曲がっていない場合が多く、勃起した時に曲がりが明らかになります。
ペニスの中心部には海綿体があり、それを丈夫な白膜が包み、さらに薄くて柔らかい皮膚で覆われています。
勃起していない平常時は海綿体がスカスカなので、ペニスは小さく柔らかい状態です。
勃起する時は海綿体が充血して膨張し、それを包む白膜も膨張しますが、最大サイズになると硬くなります。
ペニスの皮膚は薄くて柔らかいので、ペニスの硬さには関係ありません。
白膜の伸展性が上下左右にバランスが良ければ勃起時に真っ直ぐにペニスが大きくなりますが、白膜の伸展性が部分的にバランスが悪いとそこで折れ曲がります。これが屈曲・湾曲ペニスの状態です。
原因には先天性(生まれつき)、外傷性(けがや事故の為に折れ曲がる)、ペロニー病(生まれつき異常はなかったが中年以降に白膜にシコリができて曲がる病気)などがあります。
屈曲ペニス(湾曲ペニス)のほとんどは手術によって、真っ直ぐで理想的な角度に勃起するように治すことができます。
屈曲・湾曲は白膜の伸展性のバランスの崩れの問題なので、白膜を部分的に縫い縮めてバランスを整え、勃起角度を修正します
屈曲・湾曲ペニスの修正術を応用して、勃起角度をより高く修正するのが上反り形成術です。
生まれつき、あるいは加齢によって勃起角度が低くてお悩みの場合も、そのほとんどは手術によって、ご希望の勃起角度に修正することが可能です。
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